プエラリアを生理周期に合わせて飲む理由

（1）なぜプエラリアと生理周期に関係があるのか
プエラリアは生理周期に合わせて飲むべきであると指摘されています。
その理由は、プエラリアが女性ホルモン様物質として働くためです。

生理周期は女性ホルモン”エストロゲン”と”プロゲステロン”の増減によって巡るため、女性ホルモン様物質の影響を受けます。

飲む時期によっては、プエラリアの女性ホルモン様物質は生理によい影響を与えます。
その一方で、飲む時期を間違えると、悪影響を及ぼします。

そのため、女性は生理周期に合わせてプエラリアを飲む必要があるのです。

生理周期は以下の通りに巡ります。

・月経期（生理中）
経血が出ている間の時期です。
・卵胞期（生理後）
卵胞を発育させる時期です。
・排卵期（排卵日前後）
成熟した卵子を排出する時期です。
・黄体期（生理前）
子宮内膜を厚くする時期です。

この4つの生理周期に照らし合わせて、プエラリアを摂取すべき時期とすべきでない時期をご説明します。

（2）プエラリアはエストロゲンが増加する時期に飲むこと
プエラリアはエストロゲン様物質として体内で働くため、生理周期のなかでもエストロゲンが増加する時期に飲んでください。

・エストロゲンが増加する時期
卵胞期と排卵期（生理後～排卵日前後）
エストロゲンが減少する時期に飲んでしまうと、本来エストロゲンが減るべきなのに増えてしまうため、ホルモンバランスが崩れやすくなります。
生理不順・不正出血・生理痛などの副作用が現れ、しかも効果を実感しにくくなるため、できればまったく飲まないでください。

・エストロゲンが減少する時期
黄体期と月経期（生理前～生理中）

（3）プエラリアは毎日飲まなくてよい
プエラリアは「1か月分30粒」など、毎日飲むことを想定して1か月分の量を定めています。
しかし、毎日飲んでよいのは男性か閉経後の女性です。
まだ生理が来ている女性は、商品の表記に合わせて毎日飲み続ける必要はありません。

むしろ、毎日飲まない方が効果を実感しやすく、そして副作用が起こりにくくなります。
経済的にも助かり、良いこと尽くしです。

生理周期に合わせて飲む日と飲まない日を分けて、プエラリアのメリットを最大限に引き出してください。

（4）まとめ
プエラリアを毎日飲んでよいのは男性か閉経後の女性です。
まだ生理がある女性は、プエラリアを「卵胞期と排卵期（生理後～排卵日前後）」のみ摂取し、「黄体期と月経期（生理前～生理中）」は摂取を控えて下さい。
よりプエラリアのメリットを引き出せるでしょう。