プエラリアの健康面での効果は?
(1)プエラリアはイソフラボン以上に強力な成分
イソフラボンはプエラリアと同じく女性ホルモン”エストロゲン”と同様の作用を持っていますが、その効果の差は歴然としています。
なんとプエラリアは、イソフラボンの1000倍もの生理活性を持つミロエステロールという女性ホルモン様物質を含んでいるのです。
強力な成分を含んでいるだけあって、プエラリアは効果の高さと即効性から世界中で人気です。
特に美容面で注目されており、バストアップや美肌のサポートをしてくれます。
しかし、プエラリアは美容だけでなく健康面でも嬉しい効果があることをご存知でしょうか?ここで代表的な3つの効果をチェックしましょう。
1.生活習慣病の予防
プエラリアに含まれるミロエステロールは、悪玉コレステロールを減らし善玉コレステロールを減らすため、生活習慣病のひとつである「高血圧」を予防できます。
高血圧は自覚しにくく、放っておくと脳や心臓・血管にじわじわとダメージを与えるのが特徴。
ある日突然、腎不全や脳卒中などの死に至る病気を発症する可能性のあるたいへん危険なものです。
ミロエステロールを摂取すれば、美容しながらこのおそろしい生活習慣病を防ぐことができます。
2.骨粗鬆症の予防
エストロゲンは骨からカルシウムが流出するのを防ぎ、骨を丈夫に保つ役割があります。
エストロゲンと同じ構造を持つミロエステロールも同様です。
加齢に伴って骨粗鬆症のリスクが上がるのは、エストロゲンが減少して骨がもろくなるためです。
そんな時にプエラリアを摂取すれば、ミロエステロールがエストロゲンの代わりに働いて骨の健康をキープし、骨粗鬆症を予防してくれます。
3.PMS・更年期障害の緩和
PMS(月経前症候群)と更年期障害の原因は、ホルモンバランスが乱れてしまうことです。
ストレスや加齢によってホルモンの分泌が不安定になり、体に不調が現れるのです。
プエラリアの成分は女性ホルモンを整える作用があるため、PMSや更年期障害の時に摂取することで症状が軽くなることがあります。
ただし、女性の体には生理周期という巡りがあるため、この巡りに合わせなければむしろ逆効果になることに注意しましょう。
生理前~生理中の摂取は避け、生理後~排卵日までプエラリアを摂取して下さい。