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プエラリアの摂取をやめると胸の大きさは元に戻る?

(1)プエラリアをやめると胸の大きさが小さくなる理由
プエラリアの使用をやめて、せっかく大きくなった胸がしぼんでしまった、という女性が存在します。
その理由を説明するためには、まずはプエラリアによって胸が大きくなるメカニズムを知る必要があります。

①プエラリアが女性ホルモン様物質として乳腺の発達を促す
プエラリアは女性ホルモン”エストロゲン”と構造が似ているため、体内で女性ホルモン様物質として作用します。

②乳腺が発達する
エストロゲンには乳腺を発達させる役割があり、プエラリアも同様に作用します。
乳腺の発達にはある程度の時間を要します。
バストアップを実感し始めますが、胸の感触は「硬い」と感じます。

③乳腺の周りに脂肪が増えていく
乳腺が発達すると、包み込むように脂肪が増えます。
脂肪の増加にもある程度の時間が必要です。
胸の感触が「柔らかい」と感じるようになります。

④胸が脂肪で大きくなる
胸の8割以上は脂肪で出来ているので、③の段階を経てどんどん大きくなります。

以上①~③の順序で胸は大きくなります。

実はプエラリアの使用をやめてから胸が小さくなる女性は、②の段階で使用を中止してしまっています。
②はまだ乳腺が発達している段階ですから、やっとバストアップしはじめたばかりです。

乳腺の発達だけでも1カップくらいは胸が大きくなるかもしれません。
しかし結局は脂肪が十分についておらず、乳腺は言わば未発達の状態なので、プエラリアの使用を中止するとしぼんでしまう可能性が高いのです。

一方、プエラリアの使用をやめても胸があまり小さくならない人は、④の段階で使用をやめています。
十分に乳腺が発達して脂肪がついている状態ですから、プエラリアの成分が胸に届かなくなっても小さくなりにくいと考えられます。

このように、プエラリアの使用をやめると胸が小さくなるのは、使用をやめる時期を誤っているからなのです。

(2)プエラリアをやめても胸の大きさを維持する方法
プエラリアの使用をやめる時期を考慮する以外にも、胸の大きさを維持する方法があります。

1.バストマッサージ
胸をマッサージすると、刺激によって乳腺が発達します。
プエラリアを飲んでいる時ほどバストアップ効果は出ないかもしれませんが、現状維持のためには非常に有効な手段です。

ただしマッサージの方法を間違えると逆効果です。
代謝によって脂肪が分解されないよう10分以内を目安にマッサージし、胸は小刻みに揺らして下さい。
大きく揺らすと代謝が起こってしまいます。

2.食生活の工夫
プエラリアのかわりに、大豆製品からイソフラボンを摂取すると良いでしょう。
穏やかに作用するため副作用が少なく、バストの維持以外にも美肌効果も期待できます。
1日の摂取量は75mg以下が推奨されているので、以下のイソフラボン含有量を参考に摂取量を調整して下さい。
・味噌汁1杯 6mg
・豆腐1丁 50mg
・納豆1パック 35mg

3.十分な睡眠
女性ホルモンは睡眠中に分泌が活発になり、特に就寝後3時間の眠りの質が重要です。
睡眠中は成長ホルモンも活発に分泌され、このホルモンも乳腺の発達に関与しています。

十分な睡眠によってストレスが軽減されると、ホルモンバランスが整ってバストの維持に貢献することからも、十分な睡眠を摂ることはとても大切です。

(3)まとめ
プエラリアの使用をやめて胸が小さくなる人は、バストアップが始まったばかりで胸に十分脂肪がついていない時に使用をやめています。
脂肪がついて胸が柔らかくなったと感じた時に使用をやめましょう。
また、バストの維持のためにはバストマッサージ・食生活の工夫・十分な睡眠も心掛けて下さい。

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