プエラリアは使用しない方がいい場合もある?
(1)こんな人はプエラリアを使用しないで
プエラリアの成分は女性ホルモン様物質として強力に作用するため、人によっては使用しない方が良い場合があります。
ここで紹介する項目に当てはまる人は、プエラリアではない成分でバストアップや美肌ケアを行ったほうが良いでしょう。
(2)妊娠・授乳中の人
妊娠中はホルモンバランスが乱れやすいため、プエラリアが女性ホルモン様物質として干渉すると、副作用が起こる可能性があります。
また、母体を通してプエラリアが胎児に流れ込み、生殖機能に悪影響を及ぼすかもしれません。
授乳中の人も母乳からプエラリアが赤ちゃんに流れ込むと考えられます。
母体と赤ちゃんの安全のために、妊娠・授乳中の人は摂取を控えて下さい。
(3)女性特有の疾患・甲状腺異常がある人
乳がん・子宮がんなど女性特有の疾患がある人は、プエラリアによって悪化する可能性があるため摂取すべきではありません。
甲状腺はホルモン分泌を司る器官のため、プエラリアが女性ホルモン様物質として体内で働くと、悪影響を及ぼすことが考えられます。
プエラリアをどうしても摂取したい場合は医師に相談して下さい。
(4)20歳未満の人
20歳未満の女性は、わざわざ女性ホルモン様物質を摂取しなくても、体内で十分に分泌されています。
また、ホルモンバランスが乱れやすい年齢でもあります。
20歳未満の人がプエラリアを摂取してしまうと、女性ホルモンを分泌する機能が弱まるなど思わぬ悪影響が出てくるかもしれません。
プエラリアを摂取するのではなく、生活習慣を整える・バストマッサージをする・睡眠をしっかりとるなど、安全かつ効果的な方法で美容ケアを行いましょう。
(5)イモ・大豆アレルギーのある人
プエラリアはマメ科の植物で、大豆と同じくイソフラボンが豊富に含まれています。
大豆アレルギーの人はプエラリアでアレルギーを発症するケースがあるため、摂取しないでください。
また、プエラリアは地中のイモの部分がサプリメントなどに使用されるため、イモアレルギーの人もプエラリアでアレルギーを発症するかもしれません。
すでにイモ・大豆アレルギーがある人はもちろんのこと、かゆみやじんましん・腹痛などアレルギー反応と思われる症状が出た場合も摂取はやめておきましょう。
(6)まとめ
プエラリアを使用しない方が良い人は、
・妊娠・授乳中の人
・女性特有の疾患・甲状腺異常がある人
・20歳未満の人
・イモ・大豆アレルギーのある人
のいずれかに当てはまる人です。
1つでも当てはまったら、どんなにプエラリアを摂取したくても健康のために我慢しましょう。