プエラリアを飲むと汗が増える?
(1)プエラリアで汗が増える理由
プエラリアを飲むと汗が増えると言われます。
それはプエラリアに代謝を高める働きがあるためです。
プエラリアに含まれている女性ホルモン様物質が自律神経を整え、血行を促進するため、代謝が高まります。
代謝が良い人は汗をかきやすい傾向があります。
その理由は、体が新しい細胞を生む時に大量のエネルギーを使い、体温を上げるからです。
体温が上がると、汗を出して体温調節しなくてはなりません。
プエラリアによって代謝が良くなった人も同様で、体温調節のために汗をかきやすくなります。
(2)プエラリアで汗が増えるとこんなメリットが
汗が増えると体臭が強くなり、不衛生なイメージを与えかねないため、あまり良いことではないと思われがちです。
しかし、汗をかくことには以下のメリットがあります。
・体温を調節する
暑い時や風邪の時に汗をかくと身体を冷やします。
・老廃物を排出する
汗と共に毒素や老廃物を排出します。
・美肌効果
汗をかいたあと、汗に含まれているミネラルを肌から再吸収し、肌をしっとりさせられます。
・疲労を取り除く
汗と共に疲労物質を排出するため、疲労回復効果を期待できます。
特に普段あまり汗をかかない人は、プエラリアで汗をかけるようになったら喜んで良いでしょう。
(3)プエラリアによる汗で体臭がキツくなる?
プエラリアを飲み始めてから、汗が増えて体臭がキツくなったという人がいます。
それは体の中に溜まっていた老廃物が排出されているためです。
普段汗をかかない人は、代謝が悪いため体内に毒素が溜まりがちです。
そんな人が汗をかくようになると、溜まっていた毒素によって独特のニオイが出てくるでしょう。
しかし、そのニオイはずっと続くわけではありません。
毒素をある程度出し切れば、ニオイはそこまで気にならなくなります。
はやくニオイを軽減させたいなら、運動やサウナで積極的に汗をかきましょう。
しばらく肉類を控えて野菜を摂取するのも有効です。
勘違いされがちですが、プエラリア自体にニオイの元となる成分はありません。
プエラリアで体臭がキツくなった人は、自分の体内の老廃物が排出されているのだと考えてください。
(4)まとめ
プエラリアで汗の量が増えるのは、プエラリアに含まれている女性ホルモン様物質が代謝を上げるためです。
汗をかくことには多くのメリットがあるので、あまり汗を悪者扱いしないでおきましょう。
普段汗をかかない人が汗をかくようになると、しばらくは体臭が気になりますが、毒素を出し切れば気にならなくなるでしょう。